はじめに
ニュージーランドは、自然豊かで治安もよく、留学先として人気の高い国ですが、実は「福祉の充実度」でも世界的に高評価を受けているのをご存じですか?
中でも注目すべきは医療制度。
日本と違い、「国民皆保険制度」や「健康保険加入の義務」はないのに、医療費がほとんどかからない仕組みになっているんです!
今回は、ニュージーランドの医療制度を中心に、現地の社会福祉がどれほど手厚いのか、そして留学生にとってはどうなのかを、留学アドバイザーの視点から分かりやすく解説します。
ニュージーランドの医療制度はこんなに違う!
国民健康保険が存在しないのに、医療費は「原則無料」
日本では、「国民皆保険制度」と呼ばれる仕組みがあり、すべての国民が何らかの健康保険に加入することが法律で義務付けられています。会社員であれば社会保険、自営業者やフリーランスであれば国民健康保険に加入し、病院での診察や治療を受ける際には、かかった医療費のうちおよそ70%を保険でカバーし、残りの30%を自己負担するのが基本的なルールです。一方、ニュージーランドには日本のような「国民皆保険制度」は存在しません。
つまり、国民全員に保険加入を義務づける制度がなく、健康保険料の支払いもありません。
国民・永住者・WV(ワークビザ)2年以上保持者は「医療費無料」
国民全員に保険加入を義務づける制度がないにもかかわらず、国民や永住者、2年以上のワークビザを持つ外国人に対しては、病院での診察・入院・手術などの医療サービスが原則無料で提供されるのです。保険に加入していなくても、国が医療費を負担してくれるという点は、まさにニュージーランドの医療制度の大きな特徴です。
ニュージーランドでは、以下のいずれかに該当する人は基本的に医療費が無料になります。
- ニュージーランド国民
- 永住権保持者(Resident Visa)
- 2年以上のワークビザ(WV)保持者
たとえば風邪やケガなどの日常的な診察だけでなく、骨折や手術を伴う重度の治療、長期の入院まで、自己負担なしで必要な医療を受けることができます。さらに、救急車を呼んだ場合の費用も無料で、救急外来を受診しても費用は発生しません。
また、出産に関する医療費も基本的に無料です。妊婦健診から出産、出産後の入院・ケアに至るまで、公立病院で受ける医療サービスはすべて国がカバーしてくれます。
このように、安心して治療を受けられる環境が整っていることは、生活者にとって非常に大きな安心材料となっています。
医療費無料の例(公立病院)
医療サービス |
費用(対象者の場合) |
---|---|
緊急入院 | 無料 |
出産 | 無料 |
手術 | 無料 |
救急外来 | 無料 |
小児科診療(一部) | 無料または低額 |
これらすべてが、保険に加入していなくても無料という点が、日本との大きな違いです。
留学生はどうなる?保険加入が必須!
一方、留学生はこの公的医療制度の対象外です。
国民でも永住者でもなく、2年以上のワークビザ保持者でもないため、医療費はすべて実費扱いとなります。
そのため、語学学校や大学に通う留学生は、必ず「留学生用医療保険(Travel/Student Insurance)」に加入する必要があります。
ニュージーランドの社会福祉は、日本よりも「実用的」
ポイントまとめ
- 保険料を払っていなくても、一定の条件を満たせば医療費は無料
- ワークビザ保有者(2年以上)にも無料の医療が提供される
- 高齢者福祉や障がい者支援も手厚い(生活費補助など)
- 子どもの教育・医療支援も無料または大幅補助あり
このように、ニュージーランドの福祉制度は「誰かが困ったときに、本当に助けになる」仕組みが整っています。
形式的な「保険加入の義務」はなくとも、実際の支援体制がしっかりしている点が、多くの国民からも高く評価されている理由です。
留学生には保険加入が必要。でも安心して医療を受けられる国
ニュージーランドでは、万が一のケガや病気でも、医療を受けられないという状況にはなりません。
ACC(事故補償制度)により、留学生でも一定の条件で事故の治療費がカバーされるケースもあります。
また、提携の保険会社によっては、通院・入院・薬代もカバーされ、実質的な負担は少なくて済むことが多いです。
留学するなら、医療制度もチェックポイント!
「ニュージーランドに留学したら、もし体調を崩したり、ケガをしたときはどうすればいいの?」と、不安に感じる方は少なくありません。特に海外での医療制度や費用に関しては、日本とは大きく異なる部分が多く、初めての渡航では戸惑うこともあるでしょう。
ですが実は、ニュージーランドは世界の中でも医療福祉の制度が非常に整っている国の一つです。条件を満たす現地の人であれば、公立病院での診察・治療・入院・出産まですべて無料。保険料を毎月支払う必要もなく、困ったときには国がしっかり支えてくれる仕組みが整っています。
もちろん、留学生の場合は医療費が自己負担になるため、事前に医療保険へ加入することが必須ですが、それさえ備えておけば、万が一の際も安心して治療を受けることができます。
最後に
- ニュージーランドには国民健康保険はないが、医療費は条件付きで原則無料
- 永住者・市民・2年以上のワークビザ保持者は公立病院の医療費無料
- 留学生は対象外のため、保険加入が必須
- 社会福祉制度は実用的で、日本以上に生活者に優しい側面がある
ハンナコンサルタントでは、留学前の保険選びや、現地の医療制度についての詳しいご案内も行っています。
「どの保険を選べばいい?」「現地で病院に行くときはどうすれば?」といった不安や疑問にも、現地の経験をもとに丁寧にアドバイスいたします。
安心・安全な留学生活を送るために、医療や福祉の情報も“出発前の大切な準備の一つ“と考え、しっかりと理解しておきましょう!
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