ニュージーランド到着!働き始めるまでの準備は?(銀行・IRD開設 手順)

現地で働くための、準備完全ガイド

〜銀行口座開設・IRD取得・雇用の仕組みまで〜

「ニュージーランドで仕事を始めたいけれど、何から始めればいいか分からない」

「まず銀行?それとも税金関係?何を優先すればいいの?」

初めての海外生活では、そんな疑問や不安を抱える方がとても多いです。特にニュージーランドは、日本と制度や文化が大きく異なる点も多く、事前に“働くための準備”をしっかり理解しておくことが安心とスムーズな就労への第一歩となります。

この記事では、ニュージーランドに到着してから実際に働き始めるまでに必要な流れを、段階ごとに詳しく解説します。

語学留学やワーキングホリデー、就職・移住など、さまざまな目的で渡航される方にとっても参考になる内容です。


【ステップ1】銀行口座の開設:まずはここから!

ニュージーランドで働くには、銀行口座が必須です。

給料の振込はすべて銀行口座宛てに行われるため、開設を最優先に進めましょう。

🔹口座開設に必要なもの

銀行によって多少の違いはありますが、基本的には以下の書類が必要です:

  • パスポート(ビザが有効なもの)
  • 住所証明(ホテルの領収書、電気・ガスの請求書、賃貸契約書など)
  • ニュージーランドの入国スタンプまたはeVisaの証明
  • IRD番号(まだ取得していない場合は仮開設可能な銀行もあり)

Point:住所証明は最初のハードルになりがちです。

もし定住先が決まっていない場合は、短期滞在の宿泊施設のレシートや、現地サポート機関の紹介状などでも対応してくれるケースがあります。

おすすめ銀行と所要時間

ニュージーランドの主要銀行としては、ANZ、ASB、BNZ、Westpacなどがあります。

これらの銀行は外国人や留学生の口座開設に慣れており、日本語パンフレットや海外サポートチームを持つところもあります。

  • 予約をすれば1時間以内で口座開設が完了することもあります
  • カード(デビットカード)の発行には3〜5営業日
  • 口座開設証明は即日または翌日に発行してもらえる場合が多いです

カードが届く前でも、口座番号がわかればIRD申請などに使えます。


【ステップ2】IRD番号の取得:税金に関わる重要な手続き

IRDとは?

IRD(Inland Revenue Department)番号とは、ニュージーランド版の「納税者番号」です。

この番号がないと、給与に対して無条件に高額の税金(最大45%)が差し引かれてしまうため、働く予定がある方は必ず取得しましょう。

✅申請方法と必要書類

IRD番号はオンラインで申請が可能です。

以下の流れで手続きを進めてください:

  1. IRDの公式サイト(myIR) にアクセスし、myIRアカウントを作成
  2. 「Apply for IRD number」を選択
  3. 下記の書類をアップロード:
    • パスポートとビザ
    • 銀行口座開設証明(Letter of Confirmationなど)
    • 現地住所証明(上記と同じ書類でOK)

通常は5〜10営業日以内にIRD番号が発行され、myIR上で確認できます。番号が届いたら、雇用先やエージェントに報告しましょう。


【ステップ3】税金コード(Tax Code)の選択

Tax Codeって何?

税金コード(Tax Code)は、あなたの収入の状況に合わせた税率を決める重要な情報です。

ニュージーランドでは、雇用主に「IR330」という税コード申告書を提出する義務があり、ここで自分に合ったコードを選ぶ必要があります。

🔹よく使われるコード

  • M(Main income):この仕事が主な収入源で、他に雇用がない人
  • S(Secondary income):副業・掛け持ちをしている人
  • ST、SHなど:複雑な収入状況の人用

💡税コードの選択を間違えると、多く税金を引かれたり、逆に納めすぎてしまうこともあるので注意しましょう。

公式Tax Code Finderを使えば簡単に診断できます。


【ステップ4】実際に働く:トライアル制度を理解しよう

🔹トライアル期間とは?

ニュージーランドでは、「まずはトライアルから」という雇用文化が根付いています。

これは企業と労働者の双方が「お互いに合うか」を確認するための制度です。

  • トライアル期間は最長90日間まで法律で認められています(Employment Relations Act 2000)
  • この期間中は、雇用主が理由を述べずに解雇できる権利を持ちます
  • ただし、トライアルの条件は雇用契約書に事前に明記されていなければ無効です

なお、トライアル中でも最低賃金の支払いは必須です(2025年時点で時給NZD $23.15)。

「無給トライアル」は原則違法であることを覚えておきましょう。


【ステップ5】契約形態の違いを知ろう

働き始めるときには、どのような雇用形態になるのかを確認することも重要です。

ニュージーランドでは、主に以下のような雇用スタイルがあります。

Casual(カジュアル)

  • シフト制など、必要なときだけ働くスタイル
  • その都度契約が始まり、終了する
  • 給料に8%のHoliday Pay(有給休暇分)が含まれる

Part-time(パートタイム)

  • 毎週の労働時間が固定されている
  • 有給休暇や病気休暇など、フルタイムに準じた権利が発生
  • 安定的に働きたい方におすすめ

契約形態は必ず「書面での契約書」として確認しましょう。

雇用契約には、「時給」「労働時間」「解雇規定」「福利厚生」などが記載されているはずです。


【ステップ6】給料の支払いタイミング

ニュージーランドでは、給料の支払いサイクルは以下の3種類が一般的です:

  • Weekly(毎週)
  • Fortnightly(2週間ごと)
  • Monthly(毎月)※一部の企業のみ

初日もしくは契約時に、支払日やサイクルについてしっかり確認しておくことで、計画的な生活設計ができます。


ハンナコンサルタントの特典:ビザ申請者限定サポート

ハンナコンサルタントでは、弊社を通じてビザ申請をされた方を対象に、以下のような「現地サポート」を完全無料で提供しています。

  • 銀行口座の開設予約・同行サポート
  • IRD番号の取得サポート
  • 税金コード(Tax Code)選びアドバイス
  • 雇用契約書の確認サポート
  • トライアル期間や労働条件に関する相談対応

初めての海外就労で「何から始めたら良いかわからない…」という方でもご安心ください。

専門スタッフが日本語で、渡航後も丁寧にサポートいたします。

就労・移住の第一歩を安心して踏み出せる環境をご用意しています!


✅まとめ:働き始めるまでの流れをおさらい

ステップ 内容 備考
銀行口座開設 パスポート・住所証明などを持参 カード発行に数日
IRD番号申請 オンライン申請 5〜10日で発行
税コード選択 IR330を雇用主に提出 Mコードが一般的
トライアル制度 最長90日間 最低賃金が必須
雇用契約確認 Casual/Part-time 契約書を必ず確認
給与支払い Weekly/Fortnightly/Monthly 支払日を事前に確認

🎯ハンナコンサルタントからのメッセージ

働く準備を万全に整えることは、ニュージーランド生活を安心してスタートするための第一歩です。

私たちハンナコンサルタントは、現地に根ざした10年以上の実績をもとに、銀行口座・IRD取得サポート、就職先紹介、生活相談までトータルでサポートしています。

「トライアルって不安…」「カジュアル契約で大丈夫?」

そんな疑問にも丁寧にお応えしながら、あなたの働く挑戦を全力で応援します!

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